沖縄の料理

豚肉料理以外にも有名な料理はいろいろとありますが、沖縄料理の1番の中心食材は豚肉です。沖縄では豚の頭から足先まで全ての部位を食材として使います。中華料理の影響を受けていると言われている沖縄料理ですが、中華料理のように香辛料を使用したりすることはほとんどありません。食材の素材そのものを活かす料理方法が沖縄料理の特徴であると言えるでしょう。では、沖縄で有名な料理をみていきましょう。

・ラフテー(角煮)
ラフテーは沖縄の郷土料理です。皮付きの三枚肉か皮付きのもも肉を盛や醤油で甘辛く味付けした料理です。他府県で言う豚肉の角煮ですね。甘辛く濃い味付けで箸で切れるほど柔らかく煮込まれていてとても美味しいですよ。また、他の具材とは合わせず豚肉のみというのが特徴です。

・沖縄そば
1日に15万食以上も消費されるという沖縄の代表的な料理です。そば粉などは全く使わずに小麦粉のみで作られているそばです。中華麺と同じような麺です。ダシは豚骨やカツオ節を用いるのが一般的ですが、地域によって違いがありますので食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。

・チャンプルー(野菜炒め)
チャンプルーというのは沖縄の方言で「まぜこぜした」というような意味になります。ですから、チャンプルーというのは野菜や豆腐などさまざまな料理を一緒にして炒めた沖縄料理です。有名な料理にゴーヤーチャンプルーがありますが、主な材料の名前を指してよぶことが多くです。

・足テビチ
足てびちというのは豚足のことです。日本料理ではあまり馴染みがありませんが、沖縄では煮付けやおでんの具、沖縄そばの具としても日常的に使用されます。コラーゲンたっぷりですので、女性に人気の高い料理の1つです。

・イカスミ汁
沖縄県のイカの墨を使用した郷土料理です。イカ墨は頭痛や肩こりなど健康にも良いとされていたことからたべられるようになりましたが、イカ墨のコクが美味しいことから郷土料理としてだけでなく一般的にも食べられるようになりました。イカスミ汁の中には豚肉など沖縄の特産物を使うことが多いですので、沖縄の味わいがつまった一品です。

ページのトップへ戻る